毎日の炊事、洗濯、子育てと必死に頑張る奥様たち。贅沢もせずに、毎日淡々とお仕事をこなしても、誰も褒めてくれない。本当に大変なお仕事ですよね。
そんな忙しい毎日を過ごしていると「宝くじを一発当てて、残りの人生を優雅に過ごしたい!」と、ふと一度くらい思ったことがあるのではないでしょうか。海外旅行にバカンスに出かけたり、ブランドものの洋服をショッピングしたり、高級エステに通ったり…。夢のような生活ですね。
しかし、宝くじに当たるなんて絵に描いた餅。絵空事のように思えるかもしれません。ただ宝くじの世界では、「そんなことあり得るの?」と、思わず疑いたくなるような出来事が起きています。
アメリカで、誰もが羨むような「絵に描いた餅」を実現させてしまった男性を紹介しましょう。彼はなんと同じ数字で2度も宝くじに当選。さらに、彼のユニークな名前がいかにも宝くじに当選しそうということで、一躍話題になりました。
米イリノイ州に住む65歳のラリーさんは、15年間毎日「Lucky Day Lotto:ラッキーデイ・ロット」を、1枚ずつ購入していました。ラッキーデイ・ロットとは、5つの数字を選んで組み合わせる宝くじ。
彼が他のお客と違っていたのは、「01-06-12-14-25」という同じナンバーを常に選んでいたこと。この数字は、ラリーさんが高校と大学時代にプレイしていたバスケットボールとフットボールのチームの背番号と、お気に入りのプロ選手の背番号を組み合わせたもののようです。結果的にこの数字達は、ラリーさんにとって、よりスペシャルな意味を持つことになりました。
同じ数字を毎日一枚ずつ購入していたラリーさんは、9年前に5万ドル(当時の為替で約575万円)を当てています。それだけでも十分幸運ですよね。しかし驚くべきことに、2016年の6月、今度は100万ドル(約1憶1000万円)もの大金を、同じ数字で当ててしまったのです。
そんな彼の名字は“ギャンブルズ”。ギャンブルの星の下に生まれたような名前です。9年間で2回の当選や1億円以上もの大金を獲得してしまったのも、不思議と納得してしまいそうになります。
宝くじでラリーさんのように大金を獲得できる人はごく少数です。しかし、宝くじを買わなければ、当たる確率はずっと0%のままです。ラリーさんは周囲にこのようにアドバイスしています。
「Pick your favourite numbers and stick with them.”(お気に入りの数字を選び、それにこだわり続けなさい。)」
ラリーさんにあやかって、特別な数字を選んでみるのも良いかもしれませんね。いつかあなたの「絵に描いた餅」が現実のものになるかもしれませんね。