見つけた人には幸福が訪れるという”四葉のクローバー”。子供の頃に夢中になって探した記憶はないですか?四葉のクローバーはもっとも身近に存在するラッキーアイテム。「なんか最近ついてないな」「ちょっといいこと起きないかな」そんな風に思っている方は、ちょっと外に出かけて、子供の頃に戻って四葉のクローバーを探しに行きませんか?
クローバーの葉は三枚の三つ葉が通常です。四つ葉のクローバーは、突然変異か成長過程で葉が傷つけられることで誕生します。
そのため三つ葉のクローバーに比べて、圧倒的に数が少ないのが特徴です。三つ葉のクローバーの中から、四葉のクローバーが見つかる確率は1/10,000と言われるほど。
なかなか見つけられないからこそ、見つけたときは宝箱を発見したような、達成感や幸福感に包まれますよね。
四つ葉のクローバーが幸運をもたらすという意味の由来は、その希少性にあるのは間違いありません。しかし、それだけではありません。
四つ葉のクローバーが幸運をもたらすという言い伝えは、古くヨーロッパから誕生したようです。
三つ葉のクローバーは、キリストの三位一体「父」「キリスト」「精霊」を意味し、四つ葉のクローバーは十字架を表しています。「四つ葉のクローバー=神聖な十字架」を表現しいていることから、幸運をもたらすという意味が広まりした。
かの有名なフランスのナポレオンは、戦場で四つ葉のクローバーを発見し、じっくり見ようと身をかがめたおかげで、銃弾を躱したというエピソードがあるほどです。
◎人がよく通るところで探す
クローバーは傷つけらけれることで、四葉に変化します。そのため、クローバーの群生している中心ではなく、人が歩く群生の端っこに生えている可能性が高いです。
◎見つかった所と同じ場所を探す
四葉は突然変異によって生まれますが、その遺伝子は子に受け継がれる可能性があります。つまり、四葉が生えていたところには、新しい四葉が生えやすいということです。事前の情報収集で発見されたポイントをチェックしておきましょう。
◎日陰を探す
植物は太陽の光を受け、光合成により栄養を作りますよね。日陰では太陽の光を受ける量が少なくなるので、日陰に生えた植物は葉の枚数を増やして、生存しようとします。日陰に生えている四葉も同様に、生き残るために三つ葉から四つ葉に変化する可能性があります。
四葉のクローバーを丁寧に持ち帰るためには、手帳ぐらいの本にティッシュと一緒に挟んで持ち帰ると良いです。切った物だけを持ち歩くと、しなしなと弱々しくなります。
幸運は日常生活の中で転がっているものといいますが、この言葉は四葉のクローバーから生まれたのかもしれませんね。今度時間を取って子供たちと一緒に探してみるのはいかがでしょうか。