昔話や、ふとした普段の話題の中に登場する「貧乏神」は、誰もが一度は聞いたことがあるでしょう。
その存在は「貧乏になる神様」と多方面から言われていることから、金運を下げる神様と考えられています。
しかし、実際は金運が下がる貧乏の他、さまざまな「貧乏」に影響を与えているようです。
存在を信じていないからといって安心していると、気付かない間に憑かれてしまっていた、なんてこともあります。
先述の通り、実際に憑かれてしまうと、さまざまな障害を引き起こしてしまうのです。
自分の身の回りに「毒を吐く・人を褒めない・いつも人を見下す」という特徴を持っている人を見かけることはないでしょうか。
そういった特徴の人物は、まさに貧乏神に好まれるタイプで、憑かれている可能性が高いようです。
さらに、お金がない、余裕がない、時間がないなど、とにかく「~がない」という言葉を口癖にしている人も憑かれていると言われています。
口癖ではないものの「~がない」というマイナス思考の発言をうっかりしてしまう人は、貧乏神に憑かれないために注意する必要があります。
また、よく逆恨みをする人も憑かれる場合が多いのだとか。
自分の失敗にも関わらず、関わった人たちのせいにする人は、職場でも交友関係でも非常に厄介な存在です。
このような特徴を持つ人物は「プライドが高い人」と勘違いされがちですが、本当にプライドが高い人はアドバイスは嫌うだけで、人のせいにはしません。
貧乏神が憑いていそうな人物像というのは、往々にしてネガティブなオーラを持っている人や、周囲への配慮が人だと言えるでしょう。
自分には貧乏神が憑いていないからといって、決して安心してはいけません。
貧乏神の影響力は凄まじく、憑いている人が近くにいるだけで、そのマイナスな影響を受けてしまいます。
例えば、貧乏神に憑かれた人が近くにいると、異常に疲れやすくなってしまい、睡眠をとってもなかなか回復しません。その理由は、貧乏神が生気を吸い取ってしまうからだと言われています。
他にも、物が頻繁に壊れたり、カードなどの大切な物がなくなったり、お守りや祈願が効かなくなってしまったりします。
例に挙げただけでも、貧乏神が憑いていそうな人には近寄りたくないものです。
貧乏神は相手のエネルギー状態を上手く嗅ぎ分けることができるとされ、弱い人、優しい人、気の弱い人などに寄ってくる傾向があります。逆に芯がある強い人には寄りつきません。
自分の意見をしっかり言うなど、自分をしっかり持つようにしましょう。そして、貧乏神が嫌う「感謝の言葉」をしっかり伝えたり、ポジティブな発言を繰り返すことで、貧乏神に憑かれにくくなります。
貧乏神に憑かれないように気を付けると共に、日々の感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。