宝くじに当選すると、非常に高額なお金が手元に入りますよね。
しかしここで気になるのが、翌年の確定申告。
相当な額の税金が取られてしまうのでは…!?
ここではそんな疑問にお答えします!
答えは、不要、です。
宝くじの当選金は非課税所得となっているため、確定申告の際に考える必要もないんです。
非課税所得とは、所得税が課されないもののこと。
宝くじの当選金以外には、遺族年金や障害者年金、損害保険金などが非課税所得となっています。
ただし競馬や競輪などの賞金は非課税所得ではないのでお気を付けください。
きっちり課税されます…
なぜ宝くじと競馬などとの間にこのような違いが生まれるのかというと、2つ大きな理由が考えられます。
1つ目は宝くじは買うときに、既に税金を支払っているということ。
宝くじを購入するとき、その金額の約40%が税金として徴収されているんです。
購入するときに税金を払っているのに当たってから重ねて税金を取る必要はないとの考えから、宝くじの当選金には税金がかからないのです。
2つ目は、宝くじは純粋な確率論で当選非当選が決まりますが競馬や競輪などは購入者によって当選の確率が変わってくることです。
経験等が予測の基となることもあるため、人によって当たる確率が変わるというわけです。
そのため、購入時の税率は宝くじより低く設定されており代わりに当選金には税金がかかる仕組みになっています。
宝くじと競馬などは似ているようで少し違うんですね。
どちらも楽しんでいる方は、確定申告の際には要注意です。
宝くじを楽しみ、そして損をしたくないのなら、所得税や確定申告など税金についてはよく知っておかなくてはなりません。
知らなかったことで後悔はしたくないですよね。
所得税が宝くじの当選金には課されない、ということは嬉しい発見でしたね!
正しい知識あれば、もっと宝くじを楽しむことができるはず!