宝くじにもし当たったら…なんてことを考えたことのある人は多いと思います。
当選金をどう使うか考えると、夢が広がって幸せな気持ちになれますよね!
ですがこの時に合わせて考えておきたいのが、宝くじと所得税のこと。
知らなければ損してしまうかもしれませんよ…!
果たして宝くじの当選金に所得税はかかるのでしょうか?
心配いりません、かからないんです。
宝くじの当選金は非課税なのです。
得た当選金が高いか安いかに関わらず、所得税も住民税も何もかかりません。
では、なぜ宝くじの当選金は非課税なのでしょうか?
実は、宝くじを購入するときにすでに税金を払ってるからなんです!
宝くじを購入したとき、その金額のおよそ40%が税金として国に納められることになっています。
だから当選したときに、わざわざ払い直す必要がないんです。
私たちは知らず知らずの内に高い税率で税金を納めていたとは…驚きですね。
しかし、これ以上に高い税率をかけられる可能性があるのが、贈与税です。
年間110万円以上第三者に譲渡してしまうと、贈与税がかかってしまうのです。
宝くじに当たったら両親にプレゼントする!
なんて素敵な考えですが、贈与税には気を付けなくてはなりませんね…
最高税率は、なんと50%。
せっかく得た当選金が半分しか手元に残らない、なんて避けたいですよね。
どうしてもプレゼントしたいときは、年間110万円というラインを超えないように注意して行うようにしましょう。
そして、宝くじと所得税に関わることでもう1つ覚えておきたいのが、「当選証明書」についてです。
宝くじの当選金を受け取るときに一緒に受け取らなくてはならないのが、この「当選証明書」。
自分の持っているお金が宝くじの当選金であることを証明する資料です。
「当選証明書」をもらい損ねると宝くじに当選したということを証明できず、払う必要のない税金まで払わなくてはならなくなってしまう可能性があります。
トラブルを避けるためにも、当選金を受け取るときに「当選証明書」も忘れずに受け取るようにしましょう。
税金のことは事前によく知っておかないと落とし穴になりがち。
宝くじと所得税についても、気を付けなくてはならないポイントがあります。
自分にとって損な状況にならないよう、正しい知識を身につけておきましょう!