あなたは厳しい局面に出会った時に、どのようなリアクションをとりますか?「ついてないな」「なんで自分ばっかり・・」と考えるネガティブな思考に陥りますか?それとも、「成長するチャンスだ!」「よし!頑張って乗り越えよう!」とポジティブに意気込む人間でしょうか?
幸運が舞い込んでくる可能性が高いのは、後者のポジティブな人間の方です。どんな出来事もポジティブに捉えられる人間には、なぜか良い運が巡ってきます。
このような違いはなぜ生まれるのでしょうか?
ネガティブ思考の人間は、不安になる必要のない問題でも大げさに捉える傾向にあります。このような思考が継続していくと、段々と何をするにつけても悪いイメージが付いてまわり、次第に行動力が失われていきます。何事にも消極的になり、負のスパイラルに陥ります。
一方でプラス思考の人間は、どんな出来事でも前向きに捉える傾向にあります。このような思考のおかげで、どんな状況でも恐れず前に突き進んでいきます。結果的に行動の幅が広がり、新しい出会いや発見に恵まれ、さまざまな縁と巡り会えるようになります。
ポジティブ思考は、自分の人生を切り開く“運”を自ら手繰り寄せていく力があるのです。
ポジティブ思考へ変化していくためのコツをご紹介します。
まずポジティブな思考になるためには、“セロトニン”が必要になります。
セロトニンとは、人間の体内に存在する三大神経伝達物質の1つで、人間のメンタルに大きな影響を及ぼします。主に心身の安定や心の安らぎを与える効果があり、『幸せホルモン』とも呼ばれます。つまり、このセロトニンが多く分泌されれば、自然と物事にも前向きに折り組めるようになっていきます。
今回ご紹介するコツは、とくに新しい取り組みを求めているのではなく、普段の生活の延長線上で取り組めるものです。運を自らの手で手繰り寄せたいのであれば、ぜひ挑戦してみてください!
・早寝早起きをする
人間が本来、昼間に活動し夜は寝る生き物です。シンプルにこの原則を守ることがセロトニン神経の活性化に効果的です。普段の生活で夜更かしして、昼頃起きる生活をしていると、セロトニンの分泌量がどんどん下がっていきます。
・太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びると、脳の覚醒を促すセロトニンの分泌が活発化されます。普段家にこもってばかりなのはNGということですね。
・リズムカルな運動をする
一定のリズムを刻む運動を反復して行うと、セロトニン神経が活性化されます。リズムカルな運動としては、ウォーキングやジョギング、スクワットなど同様に効果的です。自転車で買い物いくところを、ウォーキングしてみるなど、生活に工夫をしてみはいかがでしょうか?