あなたは1回の宝くじで何枚買いますか?
10枚1口だけでこつこつ買いをする人、100枚単位で大口購入をする人、友人や職場の同僚と共同で数100枚を購入し山分け計画を練る人、それとも1枚だけ購入して究極の夢を目指す人ですか。
宝くじの購入枚数には、宝くじファンそれぞれの性格や楽しみ方が映し出されます。
ジャンボ宝くじの1等の確率は、わずか0.0000001%です。
1枚の購入で0.0000001%であれば、単純にみれば10枚の購入でその10倍、100枚で100倍の当選確率が期待できることになります。
こう考えると、当然、購入枚数が多ければ多いほど当選確率は上がりますが、実際、宝くじファンは1回で何枚くらい購入しているのでしょうか?
ある宝くじファンサイトが実施した調査では、最も多かった回答が「30枚前後」でした。
ジャンボ宝くじであれば30枚の購入で9,000円です。
1万円以内の軽い投資で夢をゲットできるチャンスを楽しむことができ、低リスクの楽しみ方が最も人気があるようです。
2位は「200枚〜300枚」で、ジャンボ宝くじに換算すると6万円から9万円です。
30枚と比べると当選確率は10倍近く上がることにはなりますが、投資金額は少々リスキーですから、こちらは本気の投資感覚だと言えるでしょう。
3位は「1枚」です。
これまでに宝くじを購入してきた方なら「そんな買い方をしても当たらないでしょう」と笑いたくなるかも知れませんが、これが究極の楽しみ方なのかも知れません。
宝くじの公式サイトでは実際に宝くじで高額当選を引き当てた人を対象にアンケートを取った結果をまとめた『宝くじ長者白書』を公開しています。
ここでは高額当選者の購入枚数が公表されており、高額当選者の購入枚数トップは「30枚」です。
購入枚数30枚の高額当選者が占めるパーセンテージは約20%です。
購入枚数が100枚以上の高額当選者は約10%なので、大口購入をする人よりも2倍は当選している計算になってしまいます。
さらに「10枚未満」が約7%で、「10枚」が約19%ですから、購入枚数10枚以下の高額当選者は30枚を超えて約26%です。
実際の高額当選者に関していえば「数撃てば当たる」よりも「少ないほうが当たる」という統計結果になっているのが面白いです。
さあ、あなたは宝くじを何枚買いますか?