ソフトバンクなどのCMでよく目にする、人型ロボット「Pepper」。
自然な会話ができるこのロボットが、なんと銀行で「おもてなし」をしてくれるんです…!
ここではそんなPepperの新たな試みについて、お伝えします。
みなさんPepperという名前や、その姿はメディアを通してよく見ると思いますが、実際どういうものなのか、ご存知でしょうか?
Pepperはソフトバンクで発売されている、世界初の家庭向けロボットです。
自ら学び、賢くなっていくのが大きな特徴で、自分で更新や修正もしてくれます。
スマートフォンと同じように、アプリを選ぶことができるため、自分好みの設定にするだけで、専用のPepperが完成します。
そして、なにより注目したいのは感情を理解、表現できることです。
Pepper自身が感情を持っているため、家族それぞれに異なる反応を示したり、初めての人には人見知りしたりします。
感情を表すのは声色や会話の内容、また胸についたディスプレイです。
ディスプレイに表示されているビジュアルの色の変化で、その感情を表します。
まるで人間みたいだと思いませんか?
2016年2月、みずほ銀行と日本IBMがIBM Watsonテクノロジーを活用した、新たな取り組みを協働で始めることを決めました。
IBM Watsonとは、言語を解釈し、経験から学習していく学習の仕組みのことで、コグニティブ・テクノロジーと呼ばれるものです。
そして、このIBM Watsonを搭載したPepperが2016年に開発されました。
既にみずほ銀行のコールセンターでは、2015年からIBM Watsonを活用しており、2016年からはさらに高度な業務を行うことを目指し、各支店にPepperが配置されています。
Pepperが新たに担う業務の中でも特に注目したいのが、「宝くじに関する照会対応」です。「この宝くじ当たってる?」など、宝くじに関する質問を店頭のPepperにすることができます。
Pepperはその質問に対して、IBM Watsonの自動解析で答えてくれるのです。
新しく、面白い試みですよね!
さて、Pepperはどんな答えを返してくれるのでしょうか?
感情を持ち、自ら学ぶロボット、Pepper。
今やおもてなしを提供する立場にまで成長しています。
宝くじを購入したら、ぜひPepperに話しかけに行きましょう!
もしかしたら、Pepperが宝くじ当選を当たりを祝ってくれる?なんてこともあるかもしれませんね☆