年末ジャンボ宝くじに当たった人もそうでない人も、
前後賞あわせて10億円という一大イベントを終えて一息ついている方も多いのではありませんか?
当選者のなかには、当選発表直後に結果を確認しすでに換金済みの方も多いはず。
その一方、換金されないまま時効を迎えてしまう宝くじがたくさんあることをご存じですか?
今回は、今年時効を迎えるジャンボ宝くじの期限や時効当選金の行方をまとめてみました。
宝くじやBIGなどの当選金には時効があります。
それは、それぞれのくじを期限内に換金するというルールです。
各くじによって、換金期限や換金開始がいつなのかというルールが違うことから、
購入者は換金期限に注意が必要になります。
思い立ったが吉日!自宅のどこかに未換金のくじが眠っていないか、
あらためて確認してみてはいかがでしょうか?
<なぜ時効になるのか?>
宝くじが換金されていないのはなぜでしょうか。
皆さん、以下の内容に思い当たる節はありませんか?
◯宝くじを購入したけれど、当せん番号を確認するのを忘れていた
◯購入した宝くじをなくしてしまった
◯当選していることに気づいていたが、受け取りに行くのを忘れていた
◯当選番号を見間違えていた
◯換金は終わっていると勘違いしていた など
宝くじやロト、BIGなどは、それぞれ換金期限は概ね1年前後が多くなっています。
自分が買ったくじの期限はいつなのか、確認してみましょう!
◯宝くじ:支払開始日から1年以内
◯スクラッチ:くじの裏面に記載された当選金受け取り期限まで
◯ロト7、ロト6、ミニロト、ナンバーズ:抽せん日の翌日から1年間
◯TOTO、BIG:通常は、支払い開始日から1年以内(チケットに記載された期限内)
<1億円以上の当選金が未換金の主なジャンボ宝くじ(2015年12月30日現在)>
【グリーンジャンボ】第673回全国自治宝くじ:6本
<期限>2016年3月24日(木)
【ドリームジャンボ】第678回全国自治宝くじ:2本
<期限>2016年6月15日(水)
【サマージャンボ】第681回全国自治宝くじ:10本
<期限>2016年8月16日(火)
【オータムジャンボ】第685回全国自治宝くじ:8本
<期限>2016年10月27日(木)
当選期限にかかわらず換金されていないくじが多数あるようです。
時効当選金は、すべて発売元である全国の地方自治体(全国都道府県と指定都市)に納められるそうです。
納められた時効当選金は、各自治体ごとに使いみちが決められていて、
主に公共の福祉などに利用されます。
使いみちの一例として、身近なところでは道路や橋梁の補修などに利用されるほか、
芸術文化振興事業や少子高齢化対策事業などにも活用され、
住みよいまちづくりや文化芸術の普及に役立てられています。
宝くじの収益同様、時効当選金も暮らしを豊かにするためのお金に役立てられているとはいえ、
せっかく買った宝くじを換金しないのはやはりもったいない!
もし、年末の大掃除で昨年の宝くじがでてきた方がいたら、もう一度確認してみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、当たりくじが紛れているかもしれませんよ。