宝くじに当選した時のことを考えると夢が膨らみますよね!
ですが、宝くじが運んでくるのは必ずしも幸せとは限らないのです…
宝くじのせいで人生が崩壊してしまった、なんてことも…!
ここではそんな実例をご紹介します。
(http://labaq.com/archives/51610239.html)
2002年のクリスマスに、アメリカのウェストバージニアで建設会社を営むジャック・ウィッタカー・ジュニアが宝くじに高額当選しました。
その金額は3億1500万ドル、日本円でおよそ260億円と単独当選としては当時最高金額の当選金を得たのです。
宝くじに当選する前から会社は成功しており、比較的裕福な生活をし、孫までできて、公私ともに充実した日々を送っていたジャック。
高額当選してから、彼の生活は徐々に変化していくのです。
ジャックは最初、誓約通りチャリティへ寄付したり、自分の名前で基金を立ち上げたりしました。
しかしその後は金遣いの荒さが目立つようになり、それと同時に自分自身も家族も素行が悪化していきます。
ジャックは酒気帯び運転で1度捕まり、また脅迫で2度も捕まっています。
さらには痴漢で訴えられたり、現金をストリップクラブで盗まれたり、小切手の不渡りを出したり…
結果、妻とは離婚。
そして可愛い孫娘まで大きく変わってしまうのです。
まず宝くじに当選した翌年の2003年に孫のボーイフレンドの死体が、ジャックの自宅で発見されたのです。
原因は麻薬の過剰服用。
そしてそれに続いて、当時17歳だった孫娘も麻薬の過剰服用で命を落としまいました。
ジャックの娘でありこの孫娘の母親でもある女性も、既に衰弱し、亡くなっています。
「あの時の当選チケットは破っておくべきだった」
ジャックはそう語っています。
(http://labaq.com/archives/51610239.html)
1986年に2000万ドル、日本円でおよそ16.5億円を当てたのがジェフェリー・ダンピアー。
彼は自分の行いからではなく周囲の変化によって、破滅への道を進んでいったのです。
ジェフェリーは宝くじに当選すると、家族や友人などに気前よく奢ったりプレゼントをしたりしました。
自分のために使うのではなく、周囲の大切な人々を喜ばせるために使っていたのです。
しかし、ここで欲を出してしまったのが義理の妹であるビクトリア・ジャクソン。
高額なプレゼントでは飽き足らず嫉妬を燃えたぎらせ、2005年の7月に恋人とともにビクトリアはジェフェリーを誘拐したのです。
そして、ジェフェリーはこの2人に後頭部を撃たれて亡くなりました。
幸せの当選から一転、ジェフェリーの人生は最悪の形で幕を閉じてしまったのです。
(http://www.9news.com.au/world/2015/01/07/11/14/winning-scratchie-a-misprint-says-lottery-company)
1997年に3100万ドル、日本円でおよそ26億円を当選したのは、牧師さんでした。
彼の名前はビリー・ボブ・ハレル・ジュニア。
ビリーは当初当選金で家やら車やらを買い、贅沢な日々を送っていました。
しかし、ビリーの幸せは徐々に崩れていきます。
ビリーは人からの頼みを断れない性格だったのです。
そのせいで人からお金を貸してほしいと言われても断れず、その額はどんどんとかさんでいきます。
その姿に呆れたのか、奥さんは家を出ていってしまいました。
ビリーは奥さんもお金も失ってしまったショックとストレスで、自ら命を絶ってしまうのです…
宝くじの当選者としてのストレスに耐えきれず、ビリーは命を落としたと言えます。
宝くじには夢がたっぷり。
でもその夢が大きい分、より大きい闇も密かに抱えているのかもしれません。
宝くじに当選しても人生を崩壊させないためにはどうしたらよいのか、よく考えておきましょう。