ふくろうといえば、旅行先のお土産物や、運気が上がる幸運グッズとして定番です。
さまざまな場所で目にする機会が多いですが、ふくろうが示す意味や、より運気を呼び込むための置き場所、飾り方ってご存知ですか?
他ではあまり教えてもらえない、ふくろうが親しまれる由来や、ご利益アップの置き場所をご紹介します。
ご自宅にふくろうの置き物を置いている人は置き物の位置を変え、また、ふくろうの置物を持っていない人は、新たにふくろうの置き物を取り入れて運勢を変えてみてはいかがでしょうか。
ふくろうが縁起物として、非常に人気があるのにはさまざまな理由があり、日本国内にとどまらず古代ギリシャ神話にも登場します。
古代ギリシャ神話によると、ふくろうは知恵の女神の遣いで森の賢者とも呼ばれていたため、知恵の象徴として言い伝えられています。
霊的な力も持っているといわれており、その知恵を持って森と人間を悪霊などから守っているといわれています。
他にはギリシャやメキシコでも富の象徴として、置き物を家に飾るなど縁起の良い鳥として親しまれています。
日本では昔から、ふくろうはぐるりと首が回ることから、「借金を背負って首が回らなくなる」ということがなく、暗闇の中でもよく目が見えることから「商売繁盛」や「招福の縁起物」といわれています。
また、ふくろうにはさまざまな当て字が当てられています。
「不苦労」は苦労知らず、中華屋料理店に良く見かけることのある「福龍」は、福をまとめるという意味で、中華圏では縁起の良い名前とされています。
「福来」は福がやってくる、「福老」は幸福に年をとる、という素敵な意味です。
当て字のようですが「福来朗」は福が来るのを呼ぶという意味があり、古くから世界や日本において、ふくろうは縁起物として親しまれてきました。
ふくろうの置き物というと、大きなものよりも手のひらサイズや棚に置くことのできる大きさのものが多く、ご自宅でリビングにある棚の上や茶の間、人の出入りの多いところによく置かれています。
このように人の多く集まるところに置くことで、多くの人に幸福を呼ぶといわれており、玄関やリビングに置いて幸運を呼び寄せるようにしましょう。
ふくろうの置き物は「邪」と「福」を選別し、良い運気だけを取り入れ気の流れを作ることができるといわれており、入り口辺りに置くことでさらに運気を呼び込むともいわれています。
ふくろうと相性の良い方向は「西」といわれています。
そのため、西の方角にふくろうの置き物を置くことをオススメします。
運気の入り口となる玄関に置く場合は、玄関にふくろうの置き物をむけて、入ってくる人がふくろうの置き物から見える位置に置くようにしましょう。
西に玄関がある方は、玄関の外から入って左側にふくろうの置き物が見えるように置きましょう。
細かいことですが、少しの違いが気の流れを変え、良い気を家の中に呼び込み運気を上げることができるといわれています。
玄関が西側でない場合は方角よりも玄関に置くことで効果をアップさせましょう
ふくろうの置き物は、昔から日本で「縁起の良いもの」として親しまれ、多くの方へ幸福を運んでくれました。
もちろん今も変わらず現代の日本においても縁起物として大切にされており、時を跨いで多くの人の運気を良い方向に導き、運気を呼び込み、変化を感じた方が多くいるということも愛され続けられた理由の一つだと思います。
ふくろうの置物を既にお持ちの方はより運気を上げるために、玄関に置いてさらに運気を呼び込みましょう。
また、ふくろうの置物がないという方は、この機会にぜひふくろうの置き物を玄関に置きましょう。
置いたその日から、あなたも運気を呼び込めるのではないでしょうか。
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