大吉を引くとうれしくなって、大凶が出るとなんだか気になってしまう…。
おみくじの吉凶は、なんとなく知っている方も多いはずです。しかし、その順番には、諸説あるので混乱してしまう方も多いはずです。
今回は、おみくじの一般的な順番や作法をご紹介します。正しく宝くじ運をチェック出来るようになりましょう!
一般的な神社では、おみくじは7種類あることが多いようです。
その順番、次のように覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大吉>中吉>小吉>吉>末吉>凶>大凶
もちろん、神社によってはこのような並びを採用しているところもあるでしょう。
しかし、全国約8万社の神社を包括し、伊勢神宮を本宗とする神社本庁は、次のような見解を示しています。
「一般的に『おみくじ』は、個人の運勢や吉凶を占うために用いられているわけですが、種類もいろいろとあり、神社ごとに工夫も窺うことができます。その内容には、大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶という吉凶判断、金運や恋愛、失(う)せ物、旅行、待ち人、健康など生活全般に亙る記述を見ることができます。また、生活の指針となる和歌などを載せているものもあります。」
これをもとに7種類で、順番に並べてみると…
大吉>吉>中吉>小吉>末吉>凶>大凶
となります!
実は多くの神社では、この並びを採用していると考えられています。
特に吉の並びは、勘違いしていた人が多いのではないでしょうか?
しかし、順番は神社によって多少異なることもありますし、神社によってはおみくじの数が異なる場合もあります。
まず、正しい引き方とはなんでしょうか?
おみくじを引く前に具体的な願い事を1つ決めておき、その願い事が叶いますように!と神様にお祈りしながら引くことです。
謙虚な気持ちが大切になります。
次に、おみくじの正しい読み方です。
吉や凶というのはあくまで、願い事の成就のしやすさ、しにくさを示すものです。
大事なのはそこではなく、書いてある内容と和歌です。
よく読んで、今自分が何をすべきかを考えましょう。
そして最後、引いたおみくじはどうすればよいのか?
本来は大切な神様からのメッセージですから、持ち帰って良いのです。
ですが、凶を吉に転じさせるために御神木や結び所に結んで帰ることもあります。
その時は利き腕と逆の手で結ぶようにしましょう。
こうした困難を乗り越えることで吉に転じさせる、という意味合いが込められているのです。
ここまでおみくじの正しい順番と正しい作法をお伝えしてきましたが、皆さんは今まで正しくおみくじを引けていたでしょうか?
もし間違っていたなら、正しい方法で宝くじ運をチェックしに行きましょう!