子供のころは素直に言えたのに、大人になるにつれて言えなくなるのが感謝の言葉。
「ありがとう」の一言を伝えられない人には、なぜか運が回ってきません。反対に、常日頃から感謝の気持ちを丁寧に表現している人には、運が巡ってきます。
この差はなぜ生まれるのでしょうか?
今自分が生きていることは、これまで出会った全ての人や物のおかげだと考えることで、周りの人や物事に対して愛おしいと思う感情が生まれます。今まで無関心だった人や物事を大切にできるようになります。
すると、次第に人間関係が円滑になります。素敵な人間関係が築けていること自体、幸せなこと。次第に人があなたの周りに集まってくるようになり、幸運があなたの周りを巡るようになるのです。
感謝の対極
感謝の対極から考えてみるとわかりやすいです。それは、不平不満・嫉妬・愚痴です。このような負の感情に溢れてしまうと、周囲の人間は離れていき、最終的には孤立します。こんな人生は不幸ですよね。残念ながら、こうゆう負の感情では、幸せは巡ってきません。
人は気づかないうちに、「自分は自分の力で生きている」と勘違いします。支えられて生きていることを忘れています。今この瞬間から些細なことでも感謝するようにしましょう。
「ありがとう」の語源は、「有り難い(有り難し)」という言葉。
「有ること」が「難(かた)い」、つまり存在することが難しいという意味です。
普段当たり前のように、目の前で起こっている出来事は、当たり前ではありません。まずは、そのことに気づけるようになってください。そして、勇気を出して「ありがとう」と伝えてみましょう。
もし良かったら、まず家族の誰かに伝えてみて下さい。家族は一番身近にいる最も大切にすべき人達ですからね。
そして、感謝することを忘れずに生きていくことが重要です。感謝の気持ちが大きな力となり、あなたの元に幸せを運んできてくれるでしょう。