宝くじを購入するならぜひとも知っておくべきなのが、
キャリーオーバー制度ですよね。
ロト7やロト6には、1等の当選者がいない場合に、
余剰金を次回に持ち越すキャリーオーバー制が適用されます。
その場合、次回抽選の当選金額に前回分の余剰金が上乗せされるため、
当選金額が跳ねあがることになります。
例えば第5555回ロト7で1等当選者が不在だった場合、
第5556回の当選金に余剰金が割り当てられることになるのです。
また、1等の当選がない状況が続いても、余剰金の上限額が決められているため、
無限に増え続けることはないのが日本のキャリーオーバー制の基本的なルールです。
ロト7の場合は1等の上限金額は8億円ですが、実際にこの状況は何度も発生しているので、
一攫千金を狙うなら特におすすめの宝くじと言えるでしょう。
ただしミニロトにはキャリーオーバー制度はなく、
1等が不在の際は余剰金は2等などの当選金額に割り当てられます。
ちなみに、アメリカの「メガ・ミリオンズ」などのロトは、キャリーオーバーに上限がなく、
まさに天井知らずで当選金額が増えていくしくみです。
ロトのファンは、常にキャリーオーバーの有無とその額を確認しています。
ロト7の場合、1等の当選金額は理論値では4億円ですが、
キャリーオーバーが発生している回というのは投資に対する期待値も高まるので、
その回は集中的に購入者や購入額が増えることになります。
そうなると、仮に1等の当選者が複数人いた場合でも、
4億円以上の当選金額がもらえる計算になります。
ロト7は1等の当選確率は非常に低く、
当選すれば1億円以上は確実にもらえるとしても、
キャリーオーバーが発生しているか否かで余剰金の額が大きく違ってくるので、
ベテラン購入者はまめなチェックを欠かさないというわけです。
それほどにロトのキャリーオーバーは魅力的な制度で、
大金を手に入れられるチャンスでもあります。
ロト7でキャリーオーバーが発生すると、余剰金は数億円という単位になりますが、
上述のように日本でのルールが上限を8億円に設定したのは、
いたずらに国民を煽り、破産などで人生をあやまらないようにするための配慮だそう。
ロトくじは、あくまでも趣味の範囲内で楽しむようにしたいものですね。