「お金」に関係の深い神社として近年有名になっている京都の御金(みかね)神社。
資産運用や証券取引等の成功を願ったり、競馬・競輪などでの勝利や、宝くじ等の当選を願う絵馬が大量に奉納されています。
宝くじを購入したら一度は立ち寄ってみたいスポット、そんな京都の御金神社を今日はご紹介します。
金山毘古神(金山彦命・かねやまひこのかみ)がご祭神として祀られています。
金山毘古神は鉱山・鉱物の神として、人間の生活の中で用いられる金属全般にご利益を授ける神様です。
現在では金山毘古神の「金」の文字が一人歩きし、金銭に関わる願い事のために参拝する人が増えたようです。
「お金」(正確には上述の金属全般)の神様である金山毘古神を祀っていることだけあり、御金神社の鳥居は縁起良く黄金に輝いています。
元々は木製だった御金神社の鳥居ですが、台風で一度倒壊したものを鉄製で作り直し、その上に金箔を施したそうです。
普通絵馬と言えば五角形のあの形を連想しますよね?
御金神社の絵馬は普通の絵馬とはちょっと違うんです。
なんとその形はイチョウ!
御金神社の社殿奥にあるイチョウは京都有数の大きさで、そのことからイチョウの形の絵馬が奉納に使われるようになったそうです。
また、冬になって葉が全て散ると、樹の頂点部分に2匹の龍の形をした枝があるそうで、その姿が仲むつまじい夫婦に見えることから、夫婦龍として親しまれていたりもします。
御金神社では金山毘古神以外に天照大神、月読神がご祭神としてまつられています。
実はこのうち月読神が夜の神様であるため、御金神社は24時間いつでも参拝することが可能なのです。
早朝の散歩帰りにお参りしたり、夜中にこっそりお参りをしたり、色んなタイミングで参拝に行けるのは嬉しいですね。
宝くじ当選の祈願に是非とも訪れてみたいスポットのひとつです。京都に訪れたときは是非立ち寄ってみて下さい。
<アクセス>
京都市営地下鉄東西線「二条城前」駅下車:徒歩約5分
市バス「堀川御池」下車:徒歩約5分
拝観時間:自由
拝観料 :無料
住所:京都府京都市中京区西洞院押小路下ル押西洞院町618
お問い合せ:075-222-2062