「流れ星に願いを込める」という言い伝えを聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
しかし流れ星を見つけるといっても、「毎日夜空を見続ける」という方は少ないはず。そんな見つけにくい流れ星も見つけやすいときがあります。それは流星群が訪れるときです。
どうせなら、流れ星が流れてくるチャンスが多い時期を狙ってみましょう!
今年の5月にはみずがめ座η流星群が降るといわれていますので、当選祈願をするチャンスです。
まさに、「宝くじ当選を願うからには、やれるべきことなんでもやっておきたい」と思う方には、うってつけのタイミングかもしれません。
みずがめ座流星群には二つあります。
ひとつは「みずがめ座η(イータ・エータ)流星群」、そしてもうひとつは「みずがめ座δ(デルタ)流星群」です。
η流星群は、毎年ゴールデンウィークの頃、δ流星群は夏休みの頃にそれぞれ活発化する見通しです。
二つのタイミングのうち、今年まず狙うべきは前者のη流星群です。
ではη流星群、具体的にはいつ天体観測に行けばよいのでしょうか?
その予想はすでに立てられているので、以下で見ていきましょう。
η流星群の母すい星は、皆さん一度は聞いたことがある有名なハレーすい星です。
ハレーすい星は毎年5月6日頃に極大(最も地球に近づく)となり、1時間に10個ほどの流星群が見られます。
今年は、2016年5月6日の5時頃に極大を迎えると予測されており、天候にもよりますが、晴れていればこの日時の前後に星空を見上げるとよいでしょう。
流れ星は、「消える前に3回願いを言うことができれば、その願いが叶う」と言われています。ただし、実際にやってみると分かるのですが、一瞬のうちに3回唱えるのは難しいと思います。
口に出さなくても見えたら心の中で一回、唱えるだけでよいのです。
流れ星には神秘的な雰囲気、不思議な力があるといわれていますから、目にするだけでなにかしらのスピリチュアルな感覚を感じるはずです。
神社でお参りするような、いわゆる願掛けのような感覚で流れ星に願いを込めてみてはいかがでしょうか?