鏡は古くから多くの国で神秘的なパワーを持っていると言われ、尊重されてきました。
古代の政治は基礎を宗教にゆだねる部分が多かったため、政治的、あるいは宗教的な儀式にはいまだに鏡が使用されるケースが多いようです。
特に宗教的な儀式を行う空間で鏡は重要な意味を持っており、よからぬものの働きかけを除けるため、つまり「魔除け」としての役割を担います。
また、鏡は神聖な存在との時空をつなげるアイテムでもあり、その神聖なパワーは驚くほどの影響を使役者に与えるでしょう。
鏡を開運につなげるための鏡の選びかたや設置場所について、押さえるべきポイントをご紹介します。扱いを間違えれば逆運を招きかねません。ぜひ基本をしっかり把握してから使用してください。
世界にも多くの鏡にまつわる神話が残されていますが、日本では創世記にまでさかのぼります。日本の黎明期を記した最古の史書、古事記にその記述が残されています。
名称は「八咫鏡(やたのかがみ)」と言い、神宮に保存されている三種の神器のひとつです。
この鏡についてはそれ自体がご神体として祀られており、天照大神の光を映して現世を照らしたものなのだとか。
岩戸に籠った最高神を再び世に顕現せしめた神鏡は天照大神の象徴となり、鏡そのものもまた神界と現世をつなぐ神聖な神器としてあがめられるようになりました。
鏡は常に異世界との境界であり、また、開かれた扉という意味でもあるのです。
その先には必ずこの世ならぬ世界が映されているのだと考えていいでしょう。
鏡の魔除け効果や開運効果を使役するには正しい使い方を知らなければなりません。
鏡の開運パワーや魔除けの力を引き出すために心がけるべきポイントは以下の通りです。
・鏡の形状や性質にこだわってアイテムを選ぶこと
・鏡の置き方や保存方法に気を付けること
・身ぎれいにすること
・家に埃をためず清潔を保つこと
例えば、鏡を曇った状態で玄関などにおいていると、開運の面では完全に逆効果になります。財運は低迷し、健康運なども含めて総合的に良くない方向へと流れて行くことでしょう。
鏡の神秘的なパワーを味方につけるためには、まずは聖性の高い鏡を選ぶ必要があります。その上で家の中に余計なものが溜まらないように掃除し、玄関など、運気を呼び込む場所に設置してください。
毎日鏡は磨いて曇りが出ないようにケアし、もしも鏡面が曇ったようなら新しいものに交換します。
鏡の曇りが繰り返されるようならばそれもまたひとつのサインです。厄除け祈願を受けたり、パワースポットで運気の流れをリセットしたりと、気の流れをリセットすべきタイミングだと考えるといいでしょう。使い終わった鏡は感謝をささげて正しい手順で送り出してください。供養してくれる神社に預けたり、購入したショップにお願いして処分してもらうなどの方法があります。
一般に流通している鏡もまたある意味聖性を持ちますが、開運に特化したアイテムはそれほど多くありません。ラッキーショップのアイテムから選ぶと効率的です。例えば「玄関用ミニ風水鏡(https://www.lucky-shop.jp/products/detail.php?product_id=17)」があります。
こちらのアイテムの特徴から、どんな鏡が強い開運パワーを秘めているのか読み取るといいでしょう。
「玄関用ミニ風水鏡」の場合、全方位から運気を呼び込むための八角形に大極八卦図と金運カラー、さらにサイズも「富貴のサイズ」を採用しています。持ち主が丁寧に扱い、敬意を払えばそのぶんだけ報いようと鏡が働きます。
毎日鏡を玄関でのぞき込み、笑顔で「今日も頑張ります」とあいさつするようにしてください。家の外でも鏡に映った笑顔を守りましょう。そうすれば、鏡のもたらす「富貴の相」があなたの努力を力強く支えてくれるはずです。