どうしても叶えたい願いがある時、持っていると心強いのが“お守り”。厄除けや縁結び、健康長寿に合格祈願など、日本にはさまざまな種類のお守りがあって、私たちの願いを叶えようと力を授けてくれています。
おそらく誰もが一つは持っているであろう“お守り”ですが、実はそのご利益を十分に授かっている人は少ない、という衝撃の事実も!?今回は、そんなお守りのご利益を最大限に引き出すための使い方や心構えなどを中心にお教えしたいと思います!
早速ですが、あなたは今、お守りをいくつ持っていますか?よく「お守りをたくさん持つと、お守り同士でケンカするから良くない」という話を聞きますが、実際はそんなことはありませんし、お守りの数に上限はありません。むしろ、たくさん持つことで、相乗効果も期待できるといわれています。
お守りを買ったけど、どこにつけたらいいのかわからなくて結局そのままに…という人はいませんか?どんなに強力なお守りを手に入れたとしても、ただ部屋に置きっぱなしでは何のご利益も授かれません。お守りと一つになるようなイメージで、いつも持ち歩くバッグや財布などに付けたり、ポケットなどに入れて体の近くに身に付けるようにしましょう。
そして、忘れてはいけないのが“感謝”の気持ち。いくら身につけていても、ただ漫然と持っているだけでは意味がありません。お守りは私たちの心を常に見つめていて、そこに感謝があるかどうか、自分勝手な考え方をしていないかどうかをチェックしています。不平不満を言わず、他人の成功や幸せを願い喜べる心、周囲のおかげで自分がいることをちゃんとわかっている人を、お守りは最大限の力で応援してくれるのです。
前回お話ししたお財布と同様に、お守りからご利益を授かれるのも基本的に“1年”です。1年が過ぎた後は、その役目を終えたお守りを感謝の気持ちを持って納め、次のお守りへとご利益が引き継がれることを願いましょう。その際、授与された神社に納めるのが一番ですが、遠方にある場合は違う神社などにお願いしても問題ありません。
そもそも、お守りはなぜ1年間だけなんだろう?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、良い運気というのは美しいもの、清浄なものに集まります。どんなお守りも、1年経つと少しほころびてきたり、多少の汚れがついたりして、幸運を呼び寄せる力も少しずつ弱まっていきます。
ご利益に関係なく、旅行先で買った思い出のお守りだから、デザインが気に入っているから、という場合はそれでいいのですが、ご利益をちゃんと授かりたいと願うなら、お守りは“1年”をメドに替えていきましょう。また、たとえ1年で実感できるようなご利益がなかったとしても、お守りはあなたに確実に力を授け続けていて、それが次の年へとつながる土台となるはずです。
なお、神社やお寺以外でお守りを買った時は、1年後にどこに納めればいいの?と不安な方のために、独自の清祓いサービスを行っている会社もあるので利用してみては?
最近は、オシャレなデザインのお守りも増えてはきたものの、バッグなど人の目につくところに付けるのはちょっと…と思う方も多いかもしれません。たしかに、ブランド物のバッグにお守りがついている人なんてあまり見たことないし、さすがにちょっと恥ずかしいですよね?
そんな時におすすめなのが、護符タイプのお守り。しかもカードサイズならお財布にそっと忍ばせておけるので、周囲の人にも気付かれることなく、自分だけのご祈願ができます。金運の縁起物であるお財布にしまえるというだけあって、金運祈願を重視した護符なども多くあるので、金運アップを願う方にはぜひ持ってほしいアイテムです。薄くてかさばらないので、種類の違う護符を何枚か合わせて持ってもOK!もちろん護符同士でケンカをする心配もないので、気に入った護符があったら迷わず手に入れて、どんどん幸運を呼び込みましょう!